ファイアウォールが適用された環境でクライアントからライセンス認証を行うためには、ライセンス サーバーにおいてどのような設定が必要ですか?
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MathWorks Support Team
on 4 Aug 2011
Edited: MathWorks Support Team
on 9 May 2025
ファイアウォールが適用された環境でクライアントからライセンス認証を行うためには、ライセンスサーバーにおいてどのような設定が必要ですか?
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MathWorks Support Team
on 9 May 2025
Edited: MathWorks Support Team
on 9 May 2025
ネットワーク ライセンス マネージャーは、2つの TCP ポートを使用して動作します。FLEXnet でファイアウォールを利用する場合は、ライセンス ファイルで静的ポートを設定し、そのポートをファイアウォールで開放する必要があります。以下の手順で設定します。
1つ目のポートは、ライセンス ファイルの SERVER 行の最後の引数で指定します。このポートはライセンス サーバーへの初回接続時に使用されます。例えば、次のような記述になります。
SERVER license-server-1 0011aabbcc22 27000
上記の例では、ライセンス マネージャーが 27000 番ポートを使用しています。もしこの行の末尾にポート番号が記載されていない場合は、任意の空いているポート番号を指定してください。MathWorks では、インストール時にデフォルトで 27000 番ポートを使用しますが、他の空いているポートでも指定できます。
現在どのポートが利用されているか確認するには、「netstat」ユーティリティを利用します。Windows では コマンドプロンプト、Linux/Unix/Mac ではターミナルで次のコマンドを実行します。
netstat -a -p tcp
もう1つのライセンス マネージャー用ポートは、ライセンス ファイルの DAEMON 行で指定します。通常、ベンダー DAEMON(MLM)は空いているポートをランダムに使用しますが、ファイアウォールを利用する場合には、MLM 用に空いているポートを明示的に指定する必要があります。ライセンス ファイルの DAEMON 行の末尾に「port=」を追加して指定します。例:
DAEMON MLM "C:\Program Files\etc\win32\mlm.exe" port=1711
上記の例では、MLM が 1711 番ポートを使用するよう指定されています。この番号も、マシン上で使用されていないポートを選んでください。すでに他のプロセスが使用しているポートを指定すると、ライセンス マネージャーの再起動時に「port in use」エラーが表示されます。
ポート番号を変更した場合、設定を反映させるためにライセンス マネージャーの再起動が必要です。ライセンス マネージャーが正常に起動したら、ファイアウォールで指定したポートを開放します。これでファイアウォール環境でライセンスを取得できるようになります。
※ クライアント側にもファイアウォールがある場合は、同じ2つのポートをクライアント側のファイアウォールでも開放してください。
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