MATLABのライセンスサーバーを変更する方法を教えてください。(冗長の場合)
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MathWorks Support Team
on 6 Feb 2015
Edited: MathWorks Support Team
on 23 May 2023
リダンダントサーバーの変更方法を教えてください。
Accepted Answer
MathWorks Support Team
on 23 May 2023
Edited: MathWorks Support Team
on 23 May 2023
冗長(リダンダント)サーバー構成でライセンスマネージャーをインストールしており、サーバー変更を行う場合、
ライセンス管理者のライセンスセンターでアクティベーション停止作業後、ライセンスセンターで新しいサーバーマシンのアクティベーションを行い、ファイルインストレーションキーおよびライセンスファイルをダウンロードします。また、サーバーマシン変更後、クラアントマシンにその変更を反映させる設定が必要となっております。
作業手順の詳細は以下をご参照ください。
■サーバーマシン変更方法
MATLAB のシステム要件:
1. 3台の新しいサーバーマシンの Host ID をそれぞれ取得します。
Host ID の取得方法は、下記のリンクへアクセスし、ソリューション「アクティベーションとパスコード発行に必要となるHost IDまたはMachine IDの確認方法は?」をご参照ください。
2. ライセンス管理者にてライセンスセンター上、既存のサーバーマシンのアクティベーション停止(Deactivate)作業を行います。
下記のリンクへアクセスし、手順「[2]ライセンスセンターからのアクティベーション停止方法」をご参照ください。
3. ライセンスセンターにて、引き続き、アクティベーション作業を行い、ファイルインストレーションキー(FIK)およびライセンスファイル(license.lic)をダウンロードします。
(1) ライセンス番号 XXXXXX を選択します
(2)「Install and Activate」タブをクリックします
(3) 画面右側に表示されます「Activate to Retrieve License File」リンクをクリックします
(4) [Activate]画面上で、新しい3台のサーバーマシンを情報を登録し、ライセンスファイルをダウンロードします
※HostID を入力するダイアログにて「Advanced Options」ボタンをクリックすると、リダンダントサーバーの2台目、3台目のHostID入力を行うことができます。
ライセンスセンターでのアクティベーションが完了すると、インストール用のファイルインストレーションキー(FIK)およびライセンスファイル(license.lic)を取得することができます。
※最新バージョンのライセンスファイルにて同一または下位バージョンリリースのライセンス認証を行うことが可能です。
4. 新しいサーバーマシンインストール用の MATLAB 関連製品をライセンスセンターからダウンロードを行います。
下記のリンクへアクセスし、ソリューション「MATLAB 関連製品のダウンロードを行いたいのですが、どのように行いますか?」をご参照ください。
※注1 プロシキー設定エラーを防止するために、ダウンロード作業前に、PCのセキュリティ関連アプリケーション(Anti-virusなど)を一旦無効に設定してください。
※注2 R2013b以前の場合、手動ダウンロード(Manual Download)を行い、製品をすべて同一フォルダに保存の上、インストーラを起動し、インストールを始めます。
5. プライマリ ライセンス サーバー マシンへライセンスマネージャーのインストールを行います。
下記のリンクへアクセスし、ソリューション「ネットワークライセンスのMATLABをインストールする手順を教えてください(サーバー)」をご参照ください。
※ライセンスサーバーで License Manager のみをインストールし、MATLAB 関連製品をインストールしない場合、 「インストールする製品の選択」画面で、License Managerのみにチェック付け、MATLAB関連製品のチェックをすべて外してください。
※プライマリ ライセンス サーバー マシンへライセンスマネージャーのインストールが完了したら、他の2台のサーバーについても、同様の手順でライセンスマネージャーをインストールします。
6. 3台のサーバーすべてにライセンスマネージャーをインストール完了後、各インストールで生成された SERVER 行を 1 つのマスター license.dat ファイルに追加して、最終的な処理済みライセンス ファイルを作成する必要があります。
下記のリンクへアクセスし、手順「パート 3:追加の設定」をご参照ください。
7. 6の作業完了後、ライセンスマネージャーを起動します。
リダンダントサーバーの場合は、3台すべてのサーバーでライセンスマネージャーの起動を行う必要があります。
<ライセンスマネージャーの起動手順>
下記のリンクへアクセスし、ソリューション「Mathworks FLEXnetライセンスマネージャーの起動・停止はどのようにしますか?」をご参照ください。
8. 旧ライセンスマネージャーの停止を行います。
※リダンダントサーバーの場合は1台のライセンスマネージャーを停止することで、3台すべてのサーバーを停止できます。
<ライセンスマネージャーの停止手順>
下記のリンクへアクセスし、ソリューション「Mathworks FLEXnetライセンスマネージャーの起動・停止はどのようにしますか?」をご参照ください。
以上でサーバーマシンの変更作業は完了です。
■クライアント設定作業
クライアントコンピューターにインストール済みの既存のMATLABは、古いライセンスサーバーへ通信を行っているため、環境変数を書き換えることで対応します。
<環境変数>
MLM_LICENSE_FILE
<変数値>
port@server1,port@server2,port@server3
上記変数値はserver1、server2、server3が各ライセンスサーバー名となり、portは利用するポート番号となります。
これらの情報はライセンスサーバー上のライセンスファイル(license.dat)の内容から確認できます。(テキストエディタで開くことができます)
license.datをテキストエディタで開きましたら、上部に3行あるSERVER行にて利用ポート番号と各サーバー名を確認できます。
サーバー上のライセンスファイルの場所は下記のようになります。
$MATLAB\etc\license.dat
※$MATLAB は MATLAB のインストールディレクトリーを表します。
環境変数を設定しなおすことで、既存のMATLABにおいても新しいサーバーへライセンス認証を実施することができるようになります。
※注
同一コンピューターに複数リリースの MATLAB をインストールすることは可能です。
それぞれのリリースは、コンピューター上で個別のプログラムとして機能します。
異なるリリースをインストールする際、リリースごとに異なるディレクトリーを選択し、必ず MATLAB が各リリースで個別のディレクトリーにインストールされるようにします。
■関連ソリューション:
冗長サーバー ガイド
■追記1
ファイアウォールが適用された環境でクライアントからライセンス認証を行うためには、下記のリンクへアクセスし、ソリューション「ファイアウォールが適用された環境でクライアントからライセンス認証を行うためには、ライセンスサーバにおいてどのような設定が必要ですか?」をご参照ください。
■追記2
ライセンスマネージャーのサービスが開始されていない、およびMATLABがライセンスマネージャーと正常に通信ができない場合、起動時に License Manager Error が発生します。下記のリンクへアクセスし、報告されているエラーメッセージとその対処方法をご参照ください。
License Manager Error -96
License Manager Error -97
License Manager Error -15
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